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優しい計算ドリルで脳を目覚めさせる

 「簡単な計算問題を素早く繰り返し行うだけで脳を活性化させる!」
 東北大の川島隆太教授が脳科学の立場からこのことを発表して以来、「脳を鍛えるトレーニング法」としてやさしい計算ドリルが書店にたくさん並ぶようになりました。

 川島教授は、MRI(磁気共鳴画像化装置)という機械を用いて脳の血流動体を評価し、やさしい計算をしたときに脳の血流が活発になることをつきとめて、計算ドリルが脳にいいとのではないか推論を導き出しました。難しい計算よりもやさしい問題のほうが、脳が活発に働いたとされます。
 この仮説を実証するために、認知症の患者に実際に計算ドリルをやってもらい、「何もしないグループと比べて症状が改善された」という結論が出されたのです。

 長年、使っていない脳を使う

 脳は長年使わないと、その部分の機能が衰え、さびつきます。日常生活では一桁の和、差、積、商などの計算問題でさえ、集中して行うことはまったくといっていいほどありません。計算が必要なら電卓をたたけばすむことです。
 だから、簡単な計算問題をすばやく繰り返して行う作業は、眠っていた脳の一部を覚ますには格好のトレーニングとなります。計算は左脳の機能ですから、左脳がやられる脳血管系の認知症対策にもつながるかもしれません。

 長年、計算から遠ざかり、認知症が不安な方は、ぜひ「やさしい計算ドリル」から始めてみてください。新しいことをやろうとするその意欲だけでも、脳(前頭葉)によい影響があるはずです。

 ただし、計算ドリルはあくまで超初級レベル。リハビリ体操にたとえていうなら、歩行訓練に過ぎません。リハビリは、五体が満足な中高年の皆さんの体を鍛えることには役立ちません。
野球の練習にたとえるなら、計算ドリルは軽いウォーミングアップのためのキャッチボールです。

 脳の老化を食い止め、さらに「若いとき以上に脳力を高める」という望みがあるのなら、計算ドリルだけではきわめて不十分でしょう。
 そもそも、やさしい計算ドリルでは、脳を喜ばすことができませんね。脳が喜んでこそ、長続きするというものです。それには、お手軽さのみを重視せず、全体的に脳を使うものにもチャレンジしてみましょう。

 計算ドリルは、左脳の軽いウォーミングアップとして活用するのがよさそうです。


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